加圧トレーニングとは(加圧式トレーニングとも呼ばれる)、腕と足の付け根を専用のベルトで締め付けて血液の流れを制限して行う筋力トレーニングです。ベルトを巻いた状態で負荷の軽い運動をすると強い負荷の運動をしたのと同様の効果が得られるので、効率の良いトレーニングをすることができます。軽い負荷の運動を行う為、間接などにかかる負担が少ないため怪我のする可能性が低いなどの利点もあります。加圧トレーニングは筋力トレーニングの効果だけでなく、さまざまな付随的な効果があるため、ダイエットやアンチエイジングにもとり入れられています。血液の流れを制限することにより、行き場を失った手足の血液は普段余り血流が行き渡らない毛細血管まで流れ込むので、末端までの血流がよくなる効果があります。また、成長ホルモンの分泌が促されるため、肌年齢を若く保ち、骨の密度を高めるなどの効果もあります。もちろん運動自体は軽いものであっても、身体に強い負荷を与えることには変わりは無いので、加圧トレーニングは健康な状態で行う必要があります。怪我をしていたり血圧が高い場合は極力避けるべきで、リハビリ目的にも効果があると言われていますが、担当の医師と相談の上行うべきでしょう。また、見よう見真似で適当な器具で安易に試すと圧力が強すぎたりして効果が得られないばかりか人体に危険を及ぼす可能性があるので、必ず専用のベルトを購入する際に講習を受けてから加圧トレーニングを行うことが重要です。

加圧トレーニングによるダイエット

このように、少ない負荷でより大きな効果を得られる加圧トレーニングでダイエットを行うのは非常に効率の良い選択肢です。但し、通常のダイエットでは体内に蓄積された脂肪を有酸素運動で燃焼することが主体ですが、加圧トレーニングによるダイエットは身体の筋肉量を増やすことによる基礎代謝のアップが目的です。加圧を行うと血液の流れが制限されるため、筋肉への酸素の供給も制限されます。すると、筋肉は無酸素運動を行っている状態になるので、体内の糖分を燃焼させて活動する速筋で運動を行うことになります。この状態が、高い負荷を与えたトレーニングと同一の状態となり、本来軽い運動では鍛えにくい速筋を増大させることができるわけです。加圧トレーニングの時間は最初は腕部で5分、脚部で15分以内となっています。また、通常の筋力トレーニングの効果は2日に一回以上の頻度で適正な負荷を与えることによって筋肉量が増大していきますが、加圧トレーニングの頻度は週に2回が限度と公式サイト他で書かれています。これは加圧することによって身体に負担がかかっている為です。あくまでも加圧トレーニングは筋肉の量を増やすためのトレーニングで、トレーニング自体のダイエット効果はほとんど無いと言っていいでしょう。しかし、身体の筋肉量を増やすことにより基礎代謝が増大するので、食生活を改善することなく消費カロリーを上げることができるわけです。また、二の腕や足首などを鍛えることにより、体型を引き締めることが出来ます。

加圧トレーニングを始めるには

加圧トレーニングをはじめる際には必ず専用のベルトを購入しましょう。ベルトを購入する際には正しい使用方法のセミナーを受けることができます。加圧トレーニング本部はこちらです。また、全国各地に加圧トレーニングのインストラクターがいるスポーツジムなどのトレーニング施設があります。加圧トレーニングの正しいやり方とダイエットに適した運動を教えてもらえるので自宅の近くに施設があるのであれば活用しない手はありません。一度正しい使い方を覚えれば、後は自宅で加圧してトレーニングを行えば、ダイエットの効果を得ることができます。加圧トレーニングの運動は見た目は非常に楽に見えます。例えば、二の腕を鍛える運動では、仰向けに寝転がり、水を入れたペットボトルを両腕で肘を支点にして15回ほど持ち上げるだけで効果があります。しかし見た目と異なり筋肉はハードなトレーニングをしているので、もちろん筋肉痛もありますし疲労感もあります。しかし、ジムに通ってマシントレーニングをするより効果的に筋肉を鍛えることができますし、スポーツクラブの会員になると高い会費を支払う必要がありますが、加圧トレーニングは最初にベルトを購入すれば後は自宅で運動を行うので費用がかかりません。スタンダードモデルの腕と脚用のベルトをセットで購入すると約10万円近くなりますが、これにはセミナー料金が含まれています。わざわざスポーツクラブに行くことを考えれば安いといえます。